審美歯科が行う治療

人間は中身が重要であることは分かっていても、つい姿形などの外見が気になってしまうものです。そのような見た目の部分で気になるのが、歯並びや歯の色などの口腔関係の悩みではないでしょうか。テレビで見る女優やタレントのように真っ白に輝く歯の持ち主というのは、実際にはなかなかいないものです。少々歯並びが悪くても日常生活で困ることはありませんし、うっすら歯が黄ばんでいても、他人には気づかれない程度のことかもしれません。

それなのに、自分の歯の状態を気にしてうまく笑えない人や、コンプレックスを感じてしまう人がいるのは、なぜでしょう。それは、人と人とのコミュニケーションにおいて、知性や品性、美の基準になりうる重要な部分を占めているのが口腔部分だからです。いくら口腔機能を健康に保っていても、審美的な部分で歯に満足感が得られなければ、明るく健康な生活を送るのは難しいともいえましょう。

歯科治療には、健康に根差した治療と、見た目の美しさなどの審美的な部分に焦点を当てた治療との二通りがあります。見た目の悩みの解決にあたるのが、審美歯科が行う治療です。1988年に設立された日本歯科審美学会では、歯科審美学について次のように記しています。「歯科審美学とは、顎口腔系における形態美、色彩美、機能美の調和を図り、人々の幸福に貢献する歯科医療のための教育および学習に関する学問体系である」。人々に質の高い審美治療を行うため、日々技術を磨く審美歯科の治療法について記してみましょう。